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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ

Clinic Blog

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大腸がんの増加が顕著です

2015年09月05日

  • 院長ブログ

おはようございます、医師の平島です。

8月初旬に国立がん研究センターから平成25年度のがん診療連携拠点病院におけるがん診療実績が発表されました。国は全国の409施設を「がん診療拠点病院」に指定しており、これらの施設で「がん」と診断された症例数を毎年集計して診療実績として公表しています。平成25年度にこれらのがん診療拠点病院で「がん」と診断された症例数は約62万例で、この症例数は日本全国のすべてのがん症例数の約7割を占めますので、日本におけるがん統計を反映していると言えます。

平成25年度のがん症例数約62万例は平成24年度と比較して約4万例増加しています。これは高齢化の影響もあるとも思いますが、やはり食事などの生活習慣の欧米化が大きく関与しているのではないかと思われます。部位別にみると、最多は大腸がんで約9万1千例、次に胃がんで7万5千例、肺がんの7万3千例と続きます。

男女別で細かく見てみると、男性は

1位:大腸がん(約5万4千例) 2位:胃がん(約5万2千例) 3位:前立腺がん(約5万1千例) 4位:肺がん(約5万例)女性は

1位:乳がん(約6万4千例) 2位:大腸がん(約3万6千例) 3位:肺がん(約2万2千例) 4位:胃がん(約2万1千例)

であり、男性の大腸がんが平成19年のがん集計開始してから初めて胃がんを抜いて最多症例数となったことからやはり大腸がんの増加が顕著であり、食事などの生活習慣の欧米化が大きく関与しているものと思われます。女性1位の乳がんは症例数で他を圧倒していますが、こちらも食事の影響が顕著に出ていると考えられます。

大腸がんは大腸ポリープから進展することが大部分であるため、大腸ポリープの段階で内視鏡で切除することにより大腸がんへの進展を予防することが可能となります。大腸ポリープの段階で症状が出ることはほとんどありませんので、40歳になったら一度は大腸内視鏡検査を受けてみることを強くお勧め致します。血便や腹痛などの症状が出てからでは手遅れの状態で見つかる事も多く目にしており、早め早めの内視鏡検査が重要となっております。

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先日、たまプラーザにある沖縄料理のお店「あぐぅーん」に行ってきました。沖縄料理はゴーヤや豚を中心に低糖質な料理が多いですね。

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沖縄と言えばオリオンビールですね

 

3分でわかる!苦しくなく痛みに配慮した内視鏡検査(胃カメラ)の特徴

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