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最近、これらのがんが増加傾向です。増加の背景には、食生活や生活習慣が影響しています。動画では主に、現在女性の死亡原因第1位の「大腸がん」について説明しています。
逆に大腸がんになりにくい要因としては、
①乳製品やお肉類に代表される動物性脂肪の摂取を控える
②適度な運動をして、炭水化物を控えることにより肥満を抑制する
③十分な野菜や食物繊維を摂取して便秘をしないようにする
以上の3点が大腸がんになりにくい代表的な生活習慣として
挙げられます。
やはり、結論としては生活習慣病を予防するような食生活や運動習慣を積極的に取り入れることが大腸がんになりにくくするための最良の方法かつ最善の予防手段だと思われます。
大腸がんは家族や親戚に大腸ポリープや大腸がんの方がいるかどうかの遺伝的な関連も強い疾患ですので、家族歴も大きな要因であると言えます。注意すべきは大腸がん・乳がん・前立腺がんはそれぞれ関連のある「がん」と言われていますので、家族歴に乳がんのある方は前立腺がんや大腸がんにも注意する必要があります。 また、大腸がんにかかわらず、「がん」の大部分が40歳代以降に急激にかかりやすくなるという事が統計上判明しており、年齢と共にリスクが増加していく傾向がありますので、注意が必要です。
大腸がん全体の治癒率は約70%であり、早期であれば「ほぼ100%近く完治する」と言われていますが、現実には大腸がんはがん死因の疾患としては、男性で第3位、女性では第1位となっております。
大腸がんは早期の段階では、一般に自覚症状がほとんどありませんので、完治のためには、無症状の時期に発見することが大変重要となります。そのためには、定期的な大腸内視鏡検査による早期発見、早期治療が非常に有効であり、定期的な大腸内視鏡検査を受けることと生活習慣の見直しにより、大腸がんは予防できる「がん」のひとつだと考えられています。
大腸がんの進行度は「がん」の深さに大きく依存します。「がん」の根っこが深ければ深いほど、リンパ節や他の臓器に転移する可能性が高くなり、5年後の生存率が極端に低下してしまいます。要するに、ステージ0のように表面の粘膜の中だけにがん」がとどまっているような初期の段階で、大腸内視鏡検査で発見することができれば、内視鏡での手術で完治する可能性が高くなり、体に負担なく、治癒することが可能となります。ステージⅠ以降は外科手術や抗がん剤治療が必要となるため、体へ負担が極端に大きくなりますし、治療 できない手遅れの状態で見つかる可能性も出てきますので、注意が必要です。