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大腸の内視鏡検査には下剤を使います
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大腸がんや大腸の疾患をしらべるためには、大腸に内視鏡を入れこむ必要があります。そのためには大腸を空っぽにする必要があります。まずは前処理として下剤を飲んで便をすべて出し終える処置にはいります。
下剤は2リットルの液体を数時間かけて飲みます。液体は甘くて飲みやすいようになっています。何度もトイレにいき、最終的には便がまったくない緑色の液体になります。その後内視鏡でしらべていきます。この下剤を飲むことに抵抗を覚えて、検査を受けないと言った方が多いです。
カメラで直接見ていきますので、炎症や小さな腫瘍もすべて見ることができます。なにか異変があれば細胞を採取してすぐに検査することもできます。ですからがんの早期発見には欠かすことができませんので、だれもが1~2年に1回は大腸内視鏡を受けることをおすすめします(胃に関しては年1回が望ましい)。内視鏡もだいぶ改良されていますので、どんな小さな病変も見逃すことはほぼなくなりました。当然医師の技術も必要であることは言うまでもないです。がんだけではなく、クローン病と言われる腸の炎症をくわしく調べることができるようになりました。
内視鏡検査は人間ドッグにオプション含まれています。この検査を受けない人がひじょうに多いことから国は検査を受けるように強く押しすすめています。大腸がんに罹患するほとんどは、検査を受けなかったということですので、検査の必要性がかなり重要であることがわかります。
健康に自信を持っている人ほど、人間ドッグを毛嫌いしたり、検査を受けなかったりといった考えを持っています。がんなどに罹患してから慌てても後の祭りです。まずは健康についてじゅうぶんに考え、検査などをしっかり受けながら、健康に強い意志を持つことが大切です。なお、人間ドッグは治療に含まれていませんので、保険が適用されません。個人で受けることになると1回あたりの費用が5000円くらいです。長い間検査を受けていない、といった方には、胃の研鑽も含めて一度検査を受けてみることもいいのかもしれません。なにもなければそれで人安心しますし、仮に異変があったとしても早期で治すことが出来る可能性は高いです。自分や家族のことを考えて、健康が第一に大切であることは言うまでもないです。健康な体を保つには検査も必要なのです。
なお、すべてに医療機関で内視鏡をしていませんので、前もって電話で確認しておいてください。
国立がん研究センター中央病院で習得した技術!
大腸内視鏡検査の専門医 内視鏡検査(胃カメラ)