たまプラーザ南口胃腸内科クリニック

「胃のポリープを取って下さい」という勘違い‼

おはようございます。
副院長の久津川です。

今日は、とても良くみる疾患のひとつである
「胃ポリープ」のお話です。
よく診察室で行われる患者さんとの会話を例に
あげます。
胃ポリープには、色々な種類がありますが
ほとんど切除する必要がないものです。

患者;「私の胃のポリープを取ってください。お願いします。」
医師;「Aさんのポリープは切除する必要ありませんよ。」
患者;「どうしてですか?」
医師;「胃のポリープの大部分が胃底腺ポリープという放置可能なポリープです。Aさんの胃にあるポリープはすべて胃底腺ポリープですので切除は不要です。腺腫というタイプのポリープはがん化する可能性があるため治療が必要なことがあります。胃がんの場合はもちろん内視鏡治療もしくは外科的手術が必要になります。ポリープの形、表面の構造、血管の太さや走行などを観察して診断します。」


胃底腺ポリープ画像(Aさんのポリープ)

多発するポリープはすべて胃底腺ポリープです。


胃腺腫画像(通常観察とインジゴカルミン撒布画像→内視鏡治療で完治)

通常観察では見づらいですがインジゴカルミンで認識しやすくなりました。

早期胃がん(通常観察とインジゴカルミン撒布画像→内視鏡治療で完治)

胃の出口(幽門)の右に平べったいポリープを認め、生検で胃がんと診断されました。

胃ポリープについて、わからないことなどあれば、
当院へご相談ください。