たまプラーザ南口胃腸内科クリニック

便秘に対して下剤を飲み続けていると

おはようございます、院長の平島です。

便秘で悩んでいる方が増えていると診察をしていて感じます。

なぜ便秘が増えているのかと考えるとやはり

食事や生活習慣(運動不足など)

が一番の原因と考えます。

便秘を改善する2大ポイントは

水分の摂取

食物線維の摂取

です。

最近、皆さんマスクをしていることが多いため水分を摂取する機会がかなり減っているのに気づいていますか?

水分はコーヒー、紅茶、緑茶などの利尿作用のある飲料を除いて最低1日1リットル、できたら1.5リットル以上は飲んでもらいたいですね。私は最低1日2リットルは飲むようにしています。私のお気に入りの飲料は

ノンカフェインの爽健美茶

です。

食物線維に関しては野菜やきのこ、ワカメ、ゴボウ、こんにゃくなどを多めに摂るようにすると良いですが、ゴボウなどの根菜類は糖質も多いので摂りすぎには注意が必要です。

私は毎朝、青汁とイージーファイバー(トウモロコシの線維)を豆乳150ccに入れてシェーカーで混ぜて飲むようにして、不足した線維を補うようにしています。

生活習慣の改善は面倒くさいと感じて、下剤を服用する方が手軽と考える方も多くいます。市販のコーラックなどの下剤はセンナが主な成分で、市販の漢方便秘薬などは大黄(ダイオウ)が主な成分で、いずれも腸を強制的に動かして、排便を促すまさに

「強制排便薬」

にあたります。

このような下剤の服用を長年続けていると腸は真っ黒になり、腸の動きを制御する神経がダメージを受けて腸の動きが次第に悪くなっていき、さらに便秘に拍車がかかるようになってきますので注意が必要です。

いきなり下剤を止めてしまうと便が全くでなくなりますので、生活改善をきちんと毎日行っていき、徐々に下剤を減らしていくのが一番の近道になりますが、魔法のようにすぐには便秘は改善しません。年単位になる方もいますが、徐々に下剤を減らしていき、下剤なしの生活になることは可能です。

 

 

 

 

 

 

 

 

長年下剤を服用し続けているとこのように腸が真っ黒に色素沈着して、下剤の服用量が徐々に増えていき、便秘に拍車がかかります