帯状疱疹ワクチンで認知症予防？！

こんにちは、平島です。

ホノルルトライアスロン2025

も無事に終わり、一息ついて運動を再開している今日この頃です。

また8月1日からエントリーが始まる予定ですので、

来年に向けて

3種目（スイム、バイク、ラン）

を効率よく練習して行ければと思います。

今回は

「帯状疱疹ワクチンが認知症予防になるかもしれない？」

という、ちょっと驚きの話題です。

これ、単なる噂や思い付きではありません。

実際にイギリスやオーストラリアの研究で、

帯状疱疹ワクチンを打った人は、打っていない人に比べて認知症の発症率が20％ほど低かった

という結果が出てるんです。

この話を聞いて、「え、そんなバカな」と思った方もいるかもしれません。

でも、今日の話を聞いていただくと、「なるほど、理屈は通ってるな」と思ってもらえるはずです。

【帯状疱疹とは何か？】

まずは基本からいきましょうか。

帯状疱疹は、ヘルペスウイルスの一種

「水痘帯状疱疹ウイルス（VZV）」

が原因です。

子どもの頃にかかる水ぼうそうのウイルスですね。

治ってもウイルスは体の中に残って、神経に潜伏するんです。

で、歳を取ったり、ストレスが溜まったりして免疫力が下がると、

ウイルスが再活性化して帯状疱疹を起こす。

痛みがかなり強くて、しかも治っても

「帯状疱疹後神経痛」

がずーっと残る人もいますよね。

50歳以上の日本人の

3人に1人が発症する

とされていて、珍しい病気じゃないです。

だからこそ、予防が大事なんですよね。

帯状疱疹を発症しない鍵は

「腸内環境を整えて、免疫力を上げる」

ということに尽きます！

【帯状疱疹ワクチンの効果】

日本で使える帯状疱疹ワクチンは2種類あります。

「生ワクチン」

と

「組換えワクチン（Shingrix）」

ですね。

組換えワクチンは、2回接種で4万円前後とちょっと高めですが、

予防効果は約97％と非常に高い。

生ワクチンは1回で済むけど、

予防効果は約50％くらい

ですね。

ちなみに、

2025年4月から65歳の方は定期接種の対象になります。

さらに5年間の経過措置で、70、75、80歳…と5歳刻みで公費接種の対象になる年齢も決まっています。

【なぜワクチンで認知症が防げるのか？】

さて、ここからが本題。

なぜ、帯状疱疹ワクチンが認知症を予防する可能性があるのか？

そのメカニズムは大きく2つあります。

まず1つ目は、

ウイルス再活性化による神経炎症を防ぐこと

再活性化した水痘帯状疱疹ウイルスが、

脳の血管に炎症を起こしたり、軽い脳炎や微小な脳梗塞を引き起こすことがあるんです。

つまり、

ワクチンや腸内環境を整えて免疫力を上げることによって

ウイルスの再活性化を防ぐこと

で、

脳の炎症や神経ダメージを間接的に予防できる可能性があると。

2つ目は、

ワクチンと腸内環境を整えて免疫力を上げることによる免疫系の調整効果です。

年齢とともに免疫力は低下し、「炎症を抑える力」が弱くなる。

これが脳の慢性炎症にもつながる

と考えられています。

ワクチンや腸内環境を整えて免疫力を上げることは、

その免疫系にポジティブな刺激を与えて、免疫の老化を食い止める効果もあるんじゃないかというわけです。

帯状疱疹ワクチンで帯状疱疹予防と認知症予防

この全てに腸内環境を整えて免疫力を上げることが根底の対策になりますので、腸活を続けて行きましょう！

では、今週も頑張っていきましょう！