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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ

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卵は完全栄養食!?お勧めの食べ方!

2025年06月09日

  • 院長ブログ

こんにちは、平島です。

6,7,8月の3ヶ月間で軽い肉体改造、運動力アップ

を目論んでいます!

運動量を少しアップして、筋トレの頻度も

週に2回

に増やしてみようかとも考えています。

8月末にどのように肉体と体力がアップしているか、頑張ってみようかと思います。

皆さん、日々の食生活で「たんぱく質」をしっかり摂れていますか?

現代人の食生活では糖質や脂質に偏りがちで、意外と不足しやすいのが

「たんぱく質」

です。

実は、

デトックスしやすい体、すなわち“老廃物をためこまない体”をつくるためには、まず土台となる良質なたんぱく質の摂取が欠かせません。

その中でも、

私が特におすすめしているのが

「卵」

です。

卵は、毎日2〜3個を目安に取り入れてほしい、栄養価のバランスが抜群な

“完全栄養食”

です。

なぜ「卵」が優秀なのか?

卵1個には、体を構成するために必要なアミノ酸がほぼ完璧なバランスで含まれています。

しかも、

体内で合成できない

「必須アミノ酸」

をしっかり含み、

他の食材では補いきれないたんぱく質の質と量を効率よく摂ることができるのが卵の大きな魅力です。

さらに、

卵にはビタミン・ミネラルも豊富に含まれています。

卵2個で摂れる主な栄養素

ミネラル:

  • カルシウム 55mg

  • マグネシウム 12mg

  • 亜鉛 1.5mg

  • 鉄 1.8mg

  • リン 188mg

ビタミン:

  • ビタミンA 150μg

  • ビタミンB2 0.47mg

  • ビタミンB6 0.09mg

  • ビタミンB12 1.0μg

  • ビタミンD 3.2μg

  • ビタミンE 1.2mg

  • 葉酸 44μg

これほどの栄養素を、たった2個の卵から摂れる食品はほとんど存在しません。

「コレステロール=悪」ではありません

卵をすすめると、よく

「コレステロールが上がらないか心配で…」

と聞かれます。

しかし、この情報はもう時代遅れです。

実際、

私たちの体にとってコレステロールは必要不可欠な栄養素。

細胞膜の構成やホルモン・ビタミンDの合成にも不可欠

で、

体内のコレステロールの

約8割

は肝臓で自ら合成されています。

食事から適量を摂ったからといって、すぐに悪影響が出ることは基本的にありません。

加えて、

卵黄に含まれる

「レシチン」

は、

悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす働きがあるとされています。

むしろ、

コレステロールの質を整えるという意味でも、卵は積極的に摂りたい食材です。

卵は「半熟」で食べるのがベスト

卵の栄養を最大限に活かす食べ方として、

私がおすすめするのは

「半熟」

です。

理由は2つあります。

1,アミノ酸の吸収率がアップ
 加熱することで、たんぱく質が消化酵素により分解されやすくなり、吸収率が向上します。特に白身はしっかり火を通すことで消化が良くなります。

2,ビオチンの吸収を妨げない
 生の卵白には

「アビジン」

というたんぱく質が含まれており、黄身にあるビタミンB群の一種「ビオチン(ビタミンB7)」と結合してしまうと、

吸収が阻害されてしまいます。

半熟ならアビジンは熱で不活性化される

ため、

ビオチンの吸収が妨げられません

このため、

「白身はしっかり、黄身はとろっと」

くらいの半熟ゆで卵温泉卵半熟の目玉焼きが理想的な調理法です。

たんぱく質不足は万病のもと

たんぱく質が不足すると、以下のような不調を招く恐れがあります:

  • 筋肉量の低下 → 代謝の低下・冷え・太りやすくなる

  • 肌や髪のハリの低下 → 老化を早める

  • 免疫力の低下 → 風邪を引きやすい、アレルギー反応が起きやすい

さらに、たんぱく質は解毒酵素の材料にもなるため、肝臓でのデトックス機能の低下にもつながってしまいます。

つまり、

たんぱく質が足りていないと、いくら他の栄養を摂っても、体の巡りや回復力が鈍ってしまうのです。

結論:卵は1日2〜3個、半熟で食べるのが最強!

栄養バランスに優れた卵は、まさに自然がくれたスーパーフード。

特に疲れない体質をつくりたい方や、体調を整えたい方にとっては、毎日の食事に欠かせない存在です。

「完全栄養食」

と呼ばれる卵を、ぜひ今日から習慣にしてみてくださいね。

では、今週も頑張っていきましょう!

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この記事を書いた人

平島 徹朗 医師

平島 徹朗

医師

国立佐賀大学医学部 卒業。 大分大学医学部附属病院消化器内科、国立がん研究センター中央病院内視鏡部など、 多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化器内視鏡診断・治療を習得後、2011年たまプラーザ南口胃腸内科クリニック開院。

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