こんにちは、平島です。

梅雨入りになって、雨の日が多くなってきていますが、

外でのランニングができない

のが、梅雨の嫌なところですね。

その点、屋内のスイムは天候が関係ないので、計画通り練習できますね。

皆さんは、普段ヨーグルトを食べていますか？

私は、

ここ何年もヨーグルトは食べていません。

理由としましては

1，乳脂肪に含まれている「カゼイン」が腸漏れを引き起こすから

2，ヨーグルトに含まれている乳酸菌やビフィズス菌の菌数があまりにも少ないから

3，そもそも味もあまり好きではないから

の点から、むしろ摂らないようにしています。

乳酸菌は数が大事なので、

1日1兆個の乳酸菌のサプリメント

で摂取するように心掛けています。

どうしもて、ヨーグルトが食べたいという患者さんには

豆乳ヨーグルト

を勧めています。

今日は

「豆乳ヨーグルト」

いわゆる植物性ヨーグルトについてのお話をしていきます。

豆乳ヨーグルトとは？

豆乳ヨーグルトというのは、その名のとおり、

豆乳を植物性の乳酸菌で発酵させた発酵食品

です。

牛乳由来の動物性ヨーグルトと違って、乳脂肪や乳糖が含まれていないため、

「乳糖不耐症」

の方や、

脂肪を控えたい方にも非常に相性が良い食品です。

最近は、

酸味が抑えられたタイプや、よりなめらかな食感のものも増えてきており、日々の食事にも取り入れやすくなっています。

腸内フローラに効く「植物性乳酸菌」

腸を整えるカギは、

「腸内フローラ」のバランス

にあります。

豆乳ヨーグルトに含まれる植物性乳酸菌は、腸内の善玉菌を助けてくれる働きを持っています。

善玉菌が優位になると、腸の動きが良くなり、

・便秘や下痢の予防


・消化吸収の改善


・ 炎症の抑制
などの効果

が期待

私たち医師の視点から見ても、腸内の環境を安定させるというのは、全身の健康に直結しているんですね。

「腸は免疫の司令塔」──ビタミンDとの相乗効果

腸には、体全体の免疫細胞のおよそ

7割

が集まっています。

つまり、腸が元気であれば、外敵に対する免疫も高まるということ。

さらに、

豆乳ヨーグルトと相性の良い栄養素が、

ビタミンD

です。

この2つを一緒に摂ることで、粘膜のバリア機能や免疫の土台をよりしっかりとサポートできます。

美容・髪の健康にも良い理由

腸の健康とあわせて見逃せないのが、美肌や美髪への効果です。

豆乳ヨーグルトには以下のような栄養素が含まれています：

・大豆イソフラボン（ホルモンバランスをサポート）

・ビタミンE（抗酸化）

・大豆たんぱく質（肌と髪の材料）

・ビタミンB群（代謝と毛髪の成長）

いずれも、肌のハリや潤い、髪のツヤにとって欠かせない栄養素です。

無理のないダイエットにも最適

脂肪が少なく、たんぱく質はしっかり摂れる。

それが豆乳ヨーグルトの魅力です。

しかも、

腸内環境を整えることで基礎代謝の向上や、脂肪燃焼の効率化

も期待できます。

甘さが欲しいときは、あとでご紹介する

オリゴ糖やフルーツ

などをトッピングして調整していただければ、美味しく・無理なく続けられます。

 「成分表示をよく見ること」

ここでひとつ注意点です。
市販の豆乳ヨーグルトの中には、

「加糖タイプ」や「香料・増粘剤入り」

のものもあります。

選ぶ際は、

・ 無調整豆乳使用


・ 無糖タイプ


・余計な添加物が少ないもの


を意識してください。

そして、中高年層においては特に

「たんぱく質不足」

が問題視されています。

豆乳ヨーグルトは、植物性ながら高品質なたんぱく質が補える優秀な食品なんですね。

医師おすすめ：腸活トッピング3選

せっかくなら、より効果的に摂りたいですよね？

私たち医師がおすすめするトッピングはこちら：

・オリゴ糖：善玉菌のエサになります　→プレバイオティクス

・プルーン：食物繊維と鉄分が豊富

・キウイ：酵素とビタミンCで消化を助けます→ 便秘解消にも期待

この3つをうまく組み合わせることで、見た目も美味しさも腸活効果もアップしますよ。

では、今週も頑張っていきましょう！