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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2026年04月13日
こんにちは、平島です。
4月になって
胃と腸の健康解説 内視鏡チャンネル
がついに
チャンネル登録者数
100万人
突破しました!
https://www.youtube.com/@naishikyo_ch
コロナの頃から本格的に投稿を始めて、5年ぐらいの歳月で
チャンネル登録者数100万人
突破することができました!
皆さんの応援のお陰で達成することができて、とてもうれしいです。
これからもコツコツと投稿していきますので、応援よろしくお願いいたします。
今回は、
腸活に良い食事
について解説していきます。

「腸活」と聞くと、何か特別なサプリメントや高価なスーパーフードが必要だと思われがちですが、
実は私たちの身近にある食材の組み合わせ方次第で、腸内環境は劇的に整います。
腸内環境を整える上で最も重要なのが、善玉菌のエサとなる食物繊維です。
これには
「不溶性」
と
「水溶性」
の2種類があり、バランスよく摂ることが大切です。
○水溶性食物繊維(善玉菌の最高のエサ)
食材: 海藻類(めかぶ、もずく)、ネバネバ野菜(オクラ、山芋)、大麦、果物。
働き: 水に溶けてゼリー状になり、有害物質を吸着して排出します。
また、善玉菌がこれを分解する際に
「短鎖脂肪酸」
という、腸のエネルギー源となる物質を作ります。
○不溶性食物繊維(腸の掃除屋)
食材: 根菜類(ごぼう、にんじん)、きのこ類、豆類、穀物。
働き: 水に溶けず水分を吸収して膨らみ、便のカサを増やして腸を刺激し、排便を促します。
次に大切なのが、外から菌を取り入れる発酵食品です。
ポイントは「一つの種類に偏らないこと」です。
○植物性発酵食品: 納豆、味噌、ぬか漬け、キムチ。
○動物性発酵食品: ヨーグルト、チーズ。
私たちの腸内には
数百種類、38兆個もの細菌
が住んでいますが、その構成は指紋のように一人ひとり異なります。
自分に合う菌を見つけるためには、さまざまな種類の発酵食品を組み合わせて、
少しずつ継続して食べることが、多様な腸内フローラを作る近道です。
良いものを食べるのと同じくらい、あるいはそれ以上に大切なのが、腸内環境を乱すものを控えることです。
○超加工食品の制限
添加物、保存料、人工甘味料を多く含む加工食品は、腸内細菌のバランスを崩したり、腸のバリア機能を弱めたりすることがあります。
○悪玉菌を喜ばせない
動物性脂質の摂りすぎや、精製された砂糖(白砂糖など)の過剰摂取は、腸内の悪玉菌を増やす原因になります。
腸活は「1日だけのご馳走」ではなく、
「毎日の選択」
の積み重ねです。
1,白米に「もち麦」を混ぜてみる
2,小鉢で「めかぶ」や「納豆」を一品足す
3,加工食品の裏面を見て、添加物の少ないものを選ぶ
こうした小さな変化が、3日、5日と経つうちに、便通の改善や肌ツヤ、そして心の安定へと繋がっていきます。
腸は非常に正直で、かつ再生能力の高い臓器です。あなたが今日選んだ一口が、未来のあなたを作ります。
ぜひ、楽しみながら「お腹を喜ばせる食事」を始めてみてくださいね。
では、今週も頑張っていきましょう!
この記事を書いた人
平島 徹朗
医師
国立佐賀大学医学部 卒業。 大分大学医学部附属病院消化器内科、国立がん研究センター中央病院内視鏡部など、 多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化器内視鏡診断・治療を習得後、2011年たまプラーザ南口胃腸内科クリニック開院。