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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ

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大腸がん、大腸ポリープのリスクは何ですか?

2025年06月25日

  • 副院長ブログ

たまプラーザ南口胃腸内科クリニックの久津川です。

今回は、検査後によく聞かれる

「大腸がん、大腸ポリープができないようにするにはどうすれば良いのか?」

というお話です。

リスクは、遺伝や食事、運動習慣などがあります。

ひとつずつ説明します。

 

【遺伝】

  • 家族歴:大腸がんや大腸ポリープの家族がいるとリスクが2〜3倍。
  • 遺伝性症候群:
  • 家族性大腸腺腫症(FAP)
  • リンチ症候群(遺伝性非ポリポーシス大腸がん)

→とりあえず家族に大腸がん、大腸ポリープがある人がいれば

大腸カメラを検討しましょう。特に若い時に大腸がんをされている方がいる場合は

30歳代でも大腸カメラを検討しましょう。

@30歳代の進行大腸がん

【食事】

  • 赤身肉、加工肉(ソーセージ、ベーコンなど)
  • 高脂肪・高カロリーの食事
  • アルコールの過剰摂取
  • 野菜、果物、全粒穀物、豆類、海藻など(食物繊維が豊富)が少ない
  • 青魚(n-3系脂肪酸)が少ない

→肉より魚ですね。当たり前ですが、アルコールは控えめに。

 

【運動・生活習慣】

  • 運動不足
  • 喫煙
  • 肥満(特に内臓脂肪が多いタイプの肥満)

→運動して適正な体重を保ちましょう。やはり喫煙はどの病気でもリスクになります。

 

【予防のポイント】

大腸がん、大腸ポリープにならない、もしくは早期発見のためには、

  • 定期的ながん検診(便潜血検査、大腸内視鏡検査)を受ける
  • 適度な運動(週150分以上の中等強度運動など)
  • 野菜、果物、全粒穀物など繊維の摂取
  • アルコール・喫煙の制限
  • 体重管理
  • 家族歴がある方は早め・定期的ながん検診
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この記事を書いた人

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久津川 誠

医師

国立熊本大学医学部を卒業。 世界消化器内視鏡学会より国際的優良施設として認定されている昭和大学横浜市北部病院で、内視鏡検査に関する高精度な診断・治療、さらには痛みの少ない大腸内視鏡の挿入法などを研究。 2015年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。

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