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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2025年07月13日
たまプラーザ南口胃腸内科クリニックの久津川です。
今回は、「胃カメラ、大腸カメラで観察できない臓器」というお話です。
胃カメラ、大腸カメラを今までメインで行ってきました。
それは今でも変わりません。
しかし、それらの検査では観察できない肝臓、胆のう、膵臓、腎臓、膀胱が観察できるのが
「腹部エコー検査(腹部超音波検査)」です。
当院では、腹部エコー検査にも力を入れており、経験豊富な臨床検査技師が丁寧に対応しています。
腹部エコー検査は、超音波を使ってお腹の中の臓器を観察する、
安全で負担の少ない画像検査です。
検査では肝臓・胆のう・膵臓・腎臓・脾臓・膀胱などを対象に、
臓器の形や大きさ、血流の状態をリアルタイムで確認できます。
放射線を使わないため、妊娠中の方や被ばくを避けたい方にも安心して受けていただけます。
腹部エコーでは、
脂肪肝や肝硬変、肝腫瘍(肝がん・血管腫など)
胆石症、胆のうポリープ、胆のう炎
膵炎、膵がん
腎結石、腎腫瘍、水腎症
膀胱腫瘍、腹部大動脈瘤など、さまざまな病気の早期発見が可能です。
@膵がん
@胆のう結石
@膀胱がん
これらの臓器は自覚症状が出にくいため、定期的な検査が重要です。
健康管理や病気の早期発見のためにも、
気になる症状がある方や健診で異常を指摘された方は、ぜひ一度ご相談ください。
この記事を書いた人
久津川 誠
医師
国立熊本大学医学部を卒業。 世界消化器内視鏡学会より国際的優良施設として認定されている昭和大学横浜市北部病院で、内視鏡検査に関する高精度な診断・治療、さらには痛みの少ない大腸内視鏡の挿入法などを研究。 2015年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。