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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2025年08月21日
日本では大腸がんが、増えています。
なぜ、増えているのか?
そのひとつの原因が、大腸内視鏡検査を受けないことです。
①自覚症状がないから→自覚症状が出るころには進行がんになっている可能性があります。
②前処置(腸管洗浄剤)への不安 →まずそう、つらそうというイメージがあります。
③「痛い・つらそう」「恥ずかしい」といった感情的抵抗→これも②と同様。そのようなクチコミも散見されます。
④検査に対する理解や知識不足など →そもそも大腸がんというものを知らない。知っていても同行どうすれば良いかわからない。
また、大腸がん検診の便潜血検査の重要性を知らない。
そして、便潜血検査で陽性になっても、その後の精密検査(大腸内視鏡)を受けない理由としても
がんや検診に関する知識の不足、相談機会・決断のしづらさ、知らない病院で受ける不安なども含まれます 。
⑤費用や保険の懸念 – コストや保険適用に関する不安から受診を避ける傾向も見られます 。
上記が原因として考えれられます。
このような原因をひとつひとつ解決できるように当院では、
・大腸がんに対する情報提供
・大腸内視鏡検査の不安を払拭するための情報提供(ブログ、Youtube、ホームページなど)
・費用に関しては、日本では全国同一です。大腸ポリープ切除を行うと「手術」となり
医療保険が使えることが多いです。
一度、大腸内視鏡検査を受けましょう。
この記事を書いた人
久津川 誠
医師
国立熊本大学医学部を卒業。 世界消化器内視鏡学会より国際的優良施設として認定されている昭和大学横浜市北部病院で、内視鏡検査に関する高精度な診断・治療、さらには痛みの少ない大腸内視鏡の挿入法などを研究。 2015年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。