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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2025年10月02日
たまプラーザ南口胃腸内科クリニックの久津川です。
今回は、がんと診断されたときにほぼ全員が口にする「きちんと検査を受けていれば良かった」
というお話です。
当院では週に1,2人、がんの告知をしなければいけない時があります。
今後、外科的手術を受けたり、抗がん剤をしなければいけないケースも少なくありません。
告知後しばらくして皆さんが「きちんと検査を受けていれば良かった」と後悔します。
当院で行っている胃カメラ、大腸カメラは食道がんや胃がん、大腸がんを見つけられます。
みなさんが今できることは、検査を受けること、ピロリ菌がいれば除菌することです。
予防できるところは予防しましょう。
食道がんは禁煙、禁酒、胃がんはピロリ菌の除菌、
大腸がんは禁煙、禁酒、運動、食事(赤身肉、加工肉を控えて魚の摂取、繊維質の摂取)。
しかし、がんは100%予防できません。
それを補うのが、胃カメラ、大腸カメラです。
食道がん、胃がん、大腸がんはすべて早期であれば内視鏡治療できます。
「あの時、検査していればよかった」
「定期的に検査していればよかった」と後悔しないように
胃カメラ、大腸カメラをしましょう。
この記事を書いた人
久津川 誠
医師
国立熊本大学医学部を卒業。 世界消化器内視鏡学会より国際的優良施設として認定されている昭和大学横浜市北部病院で、内視鏡検査に関する高精度な診断・治療、さらには痛みの少ない大腸内視鏡の挿入法などを研究。 2015年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。