MENU
閉じる
たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2026年02月10日

たまプラーザ南口胃腸内科クリニックの久津川です。
健康診断で行われる「胃レントゲン検査(胃透視)」と
「胃カメラ(上部消化管内視鏡)」。
どちらも胃がんを見つけるための検査ですが、実は“見える情報量”には大きな差があります。
バリウム検査は、胃の形の変化や大きな病変を捉えるのには有用ですが、
早期胃がんのような“ごくわずかな変化”を見つけることは難しいという限界があります。
レントゲン画像では、粘膜の色調や微細な凹凸までは評価できないためです。
一方、胃カメラでは、直接胃の粘膜を観察できます。
拡大観察や特殊な光を使うことで、肉眼では気づきにくい変化まで確認することが可能です。
内視鏡治療が可能な早期胃がんは、実はとても目立たないことが多く、
①ほんのわずかな凹み
②小さな隆起
③ほぼ平坦な病変
など、形はさまざまです。
さらに色も、
④赤っぽい
⑤白っぽく褪色している
⑥周囲の正常粘膜とほとんど同じ
と多彩で、「これががん?」と思うほど微妙な変化だけの場合も少なくありません。
こうした病変は、レントゲン検査では写らず、胃カメラでなければ捉えられないことが多いのが現実です。
早期の段階で見つかれば、お腹を切らずに内視鏡治療で完治が期待できる胃がんも多くあります。
そのため、特に40歳以上の方、ピロリ菌感染歴のある方、胃の不調がある方には、
定期的な胃カメラ検査をおすすめしています。
・胃カメラはこのような早期がんが見つかります。
①ほんのわずかな凹み

②小さな隆起

③ほぼ平坦な病変

④赤っぽい

⑤白っぽく褪色している

⑥周囲の正常粘膜とほとんど同じ

この記事を書いた人
久津川 誠
医師
国立熊本大学医学部を卒業。 世界消化器内視鏡学会より国際的優良施設として認定されている昭和大学横浜市北部病院で、内視鏡検査に関する高精度な診断・治療、さらには痛みの少ない大腸内視鏡の挿入法などを研究。 2015年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。