MENU
閉じる
たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2026年03月15日
こんにちは。副院長の東です。
先週は一時的に寒い日があり、場所によっては雪が降りました。
やはり3月に入っても雪は降るので油断大敵です。
そろそろ桜の開花が始まります!
飲酒と膵がんは関係します

韓国から飲酒量と若年発症膵がんの発症リスクについて研究結果が明らかになりました。
20歳から39歳の626万3,770人でのデータで、過度な飲酒は、男性で1日30g以上、女性で1日16g以上と定義されています。
結果は、
追跡していく中で合計1,515例が若年発症膵がんを発症しました(0.02%)。
過度な飲酒者での累積罹患率は、非飲酒者または軽度から中程度の飲酒者と比較して高かった(ログランク検定 P<0.001)。
週に3回以上の飲酒はリスク増加と関連していました(HR 1.23、 95% CI, 1.01-1.51)。
結論として、
過度な飲酒は、用量反応的に若年発症膵がんのリスク増加と有意に関連していると結論しています。
アルコール30gは、ビール 750ml(5%)、日本酒 270ml(15%)、ウイスキー 90ml(40%)に相当します。
アルコール量は計算式で求めることが出来ます。
純アルコール量(g)=飲料量(ml) × アルコール度数(%) × 0.8(アルコールの比重)
厚生労働省は、平成25年から開始された「健康日本21(第二次)」のなかで、
生活習慣病のリスクを高める飲酒量を、1日当たりの純アルコール摂取量が男性で40g以上、女性で20g以上と定義しています。
量の違いは、韓国と日本での見識の違いがあるかも知れません。
アルコール健康医学教会が提唱する適正飲酒の10か条があります。
アルコールは少量ではリラックス効果もありますが、やはり過度の飲酒は健康を害するリスクになります。
やはり自分で飲酒量をコントロールしてください!!
この記事を書いた人
東 瑞智
医師
北里大学医学部を卒業。北里大学病院消化器内科学講師として、消化器がんの内視鏡診断・治療、抗がん剤治療だけでなく、難治性逆流性食道炎、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群などの消化器良性疾患の治療に従事。2020年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。北里大学医学部消化器内科学非常勤講師。