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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ

Clinic Blog

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便秘と大腸がんの関係!?

2023年12月18日

  • 院長ブログ

こんにちは、平島です。

12月も終盤戦に突入しましたが、暖かい日もまだまだ多くあり、

12月とは思えない季節感ですね。

皆さんは、

年末と年明けどちらが好きでしょうか?

私は断然

年末が好きです!

年末の慌ただしい感じや

子供の頃ワクワクしていたクリスマスやお正月を迎えるという

あの高揚感がワクワクして

昔から好きだった記憶があります。

ワクワク感が過ぎ去ってしまった年明けが

なんとなく寂しさを感じてしまうことが

昔からよくありました。

今年も大好きな年末の慌ただしさを楽しんで、

時間を無駄にしないように過ごしていきたい

と思います。

診療中に患者さんから

「便秘と大腸がんは関係がありますか?」

という質問をされることがあります。

科学的根拠に基づくと

便秘と大腸がんは関係性がはっきりしていない

というのが結論ですが、

我々内視鏡医としては

便秘と大腸がんは関係性があるのではないかと感じずにはいられません。

大腸ポリープや大腸がんの

70%

肛門に近い

直腸とS状結腸

にできます。

大腸の始まりである盲腸付近ではまだ便は

水様性であり

そこから

大腸で水分が吸収されていき

徐々に便塊となり、

便が固まっていきます。

S状結腸あたりになるとフックラとした便になり、

ある程度の時間腸内に留まることになります。

便が留まるS状結腸や直腸に大腸ポリープや大腸がんの70%ができる

ということに関連性がないとは考えにくい

と個人的には考えております。

便秘になると

S状結腸や直腸に便が留まる時間がさらに長くなり、

大腸粘膜に不要物である便が付着している時間が増えてしまいます

そうすると大腸粘膜への刺激時間が長くなり、

大腸ポリープや大腸がんの発生する確率が上がってくる

のではないかと考えております。

便秘にならないためには

1,ノンカフェインの水分を多く摂取して便を軟らかくする

2,食物線維を多く摂り便をフックラさせる

という2つのことがとても当たり前ですが、重要になってきます。

冬は特に喉が渇かないので、

喉が渇いたら水分を摂取するという習慣のある方

水分の摂取量がかなり減ってしまう

ことが予想されます。

水分は

喉が渇いたら飲むのではなく

時間で区切って水分摂取を心がける

と良いと思います。

私も

30分に1回は必ず水分を摂取

するように心がけています。

食物線維に関しても

青汁とイージーファイバーと豆乳を毎日飲む

タンパク質摂取と食物線維摂取で納豆を毎日食べる

などを継続しています。

毎日地道に当たり前の様に続ける

ということ大切なことだと実感しています。

では、今週も頑張っていきましょう!

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この記事を書いた人

平島 徹朗 医師

平島 徹朗

医師

国立佐賀大学医学部 卒業。 大分大学医学部附属病院消化器内科、国立がん研究センター中央病院内視鏡部など、 多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化器内視鏡診断・治療を習得後、2011年たまプラーザ南口胃腸内科クリニック開院。

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