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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ

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お酒が飲めない人の喫煙は、肺がんもリスクになる??

2021年09月08日

  • 副院長ブログ

たまプラーザ南口胃腸内科クリニックの久津川です。

以前から当院のホームページで「飲酒、喫煙と食道がんの関係」を何回か述べています。

今回はアセトアルデヒト、喫煙、ALDH2のお話です。

https://www.tamapla-ichounaika.com/knowledge/category/post-24921/

https://www.tamapla-ichounaika.com/blog/fukuinchou/post-21333/

*食道の進行がん(飲酒と喫煙が原因です。)

飲酒と喫煙は、食道がんのリスクです。

喫煙する人、大量に飲酒する人、特にお酒で顔が赤くなる人は要注意です。

 

日本人の約40-50%はお酒に弱いタイプです。

アルコールを摂取するとアセトアルデヒトが作られます。

これが「発がん物質」となります。

アセトアルデヒトを体内で分解するのが「ALDH2」という酵素なのですが、日本人では40-50%の人でこの酵素の働きが弱く、数%の人はまったく働かいないとされています。

少量の飲酒でフラッシング反応(顔が赤くなる。吐き気がする。動悸がする。眠くなる。)が起こってしまいます。

 

つまり、このような方はアルコールを飲むと発がん物質が分解できないのです。

口腔内、食道のがんの原因となってしまいます。

 

実は、たばこの煙からも高濃度のアセトアルデヒドが検出されます。

では喫煙とALDH2、肺がんと関係あるのでしょうか?

2010年に報告された研究では、日本人に数%存在するALDH2がまったく働かない人が喫煙すると、よく働く人と働きが弱い人よりもかなり高い頻度で肺がんになってしまうことがわかっています。

お酒がまったく飲めない人は、たばこは吸わない方が良いですね。

当院では行っていませんが、禁煙外来をお勧めします。

また定期的に検診を受けることをお勧めします。

この記事を書いた人

久津川 誠

医師

国立熊本大学医学部を卒業。 世界消化器内視鏡学会より国際的優良施設として認定されている昭和大学横浜市北部病院で、内視鏡検査に関する高精度な診断・治療、さらには痛みの少ない大腸内視鏡の挿入法などを研究。 2015年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。

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