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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
 
        2025年10月31日
こんにちは。スタッフのMiroです。 朝晩の冷え込みが強まり、冬の気配を感じる季節になってきました。 皆さま、体調を崩されてはいませんか?
私自身、鼻や喉に違和感を感じたときは「風邪のはじまりかも」と思い、 できるだけ体を温めるようにしています。 経験上、「体を温めること」が風邪予防の第一歩だと感じています。
なぜ「体を温める」ことが大切なのでしょう。体を温めると血流が促進され、免疫機能の働きが活発になります。
血液は体の隅々まで酸素や栄養を届け、不要な老廃物を回収する大切な役割を担っています。
血流が良くなることで、次のような効果が期待できます。
1. 酸素を全身に届け、二酸化炭素や老廃物を効率的に排出する
2. 免疫細胞が病原体を早く察知し、撃退しやすくなる
3. 体温を一定に保ち、冷えから体を守る
これらの働きを十分に発揮させるためには、血液がスムーズに流れていることが重要です。
血流を良くするためのポイントはなんでしょう。
① 水分補給をこまめに行う
水分が不足すると血液がドロドロになり、血流が滞りやすくなります。 喉の渇きを感じる前に、少しずつ水分を摂るよう心がけましょう。
② 「第二の心臓」ふくらはぎを動かす
ふくらはぎの筋肉は、血液を心臓へ押し戻すポンプのような働きをしています。 筋肉量が減るとこの機能が弱まるため、 かかとの上げ下ろし運動や軽いストレッチ、マッサージなどで血流を促しましょう。
③ 栄養バランスの取れた食事を意識する
ビタミンE:血管の健康を保ち、血流を改善します。
ビタミンB群:代謝を高め、体内のエネルギー循環を助けます。
食事からの摂取が難しい場合は、サプリメントを上手に活用するのも一つの方法です。
④ リラックスと温めを習慣に
ストレスや緊張は血管を収縮させ、血流を妨げることがあります。 リラックスできる時間をつくり、ストレスを緩和しましょう。
これからの季節は、カイロで首や腰、足元などを温めたり、 ぬるめのお湯にゆっくり浸かって体を温めると効果的です。
運動、水分補給、体を温めること、栄養バランスの取れた食事、 そしてストレスを溜めないこと——。 どれも健康維持には欠かせない基本的な要素です。 日々の生活の中で、少しずつ意識して取り入れてみてください。
先日、よみうりランドの「HANA・BIYORI」に行き、 植物に囲まれた空間をゆっくり散策し、樹齢推定400年を超える大樹、シンボルツリーの「パラボラッチョ」を中心にしたプロジェクションマッピングのショーを楽しんだあと、ゆっくりと温泉に浸かってきました。
歩いて、リラックスして、体を温める——とても良いリフレッシュになりました。
皆さまも、ご自身に合った方法で心と体を温めながら、健やかな毎日をお過ごしください。

