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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ

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冬の感染症対策

2023年11月05日

  • 副院長ブログ

こんにちは、副院長の東です。

プロ野球の日本シリーズが終わりました。

4勝3敗と大接戦の末、阪神タイガースが38年ぶりの日本一を達成しました!!

テニスも全日本選手権が週末に決勝がありました。

スポーツの秋ですね!

 

冬の感染症対策

 

 

コロナウイルス、インフルエンザウイルスの感染者数が増えたり減ったりしています。

2つのウイルスが同時に猛威を振るうことは今まであまりないように思います。

ウイルスは変異しながら感染力を獲得していきます。

マスク着用が必須ではなくなってきていること、アルコール消毒も忘れがちになっています。

 

そして冬のシーズンの感染症として忘れてはいけないのが、ノロウイルスです。

嘔吐下痢の原因となるノロウイルスは感染力が強く、幼稚園や小学校で集団感染を起こします。

ノロウイルスは海産物の2枚貝、特に牡蠣に多数付着しています。

健康成人の方でも、牡蠣の生食で3~5個以上食べると免疫力が落ちている状態では容易に感染症を発症します。

ウイルスは低温や乾燥した場所で長く生きることができ、寒い冬に猛威を振るいます!

 

注意が必要な点は、アルコール消毒が効きにくいことです。

コロナウイルスの流行でアルコール消毒を習慣にする人が増えました。

しかしノロウイルスにはほとんど効果がありません。

簡単な方法として、手についたウイルスの除去は実は石けんと流水での手洗いが有効です。

 

医療機関では、ノロウイルスの不活性化に対しては次亜塩素酸ナトリウムを使用します。

一般家庭において常備されているものではありません。

しかし、家庭用の塩素系漂白剤を薄めた消毒液で代用ができます。

家庭内で感染者が出た場合は、薄めた塩素系漂白剤使用すると良いと思います。

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この記事を書いた人

東 瑞智

医師

北里大学医学部を卒業。北里大学病院消化器内科で、消化器がんの内視鏡診断・治療、抗がん剤治療だけでなく、難治性逆流性食道炎、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群などの消化器良性疾患の治療に従事。2020年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。

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