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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ

Clinic Blog

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便秘と大腸がんの関係!?

2024年01月16日

  • 院長ブログ

こんにちは、平島です。

最近はだいぶ寒くなってきましたね。

朝ランをしていると最初はかなり寒さを感じますが、

走り始めて5分ぐらいもすると体感的にちょうど良い感じになってきます。

外来でも多いのがやはり

便秘の相談

です。

やはり日本人の多くは便秘に悩まされていると感じます。

大部分の人は

軽い気持ちで市販の下剤を買い

使用してみたら便秘が良くなったため、

便が出なくなる度に市販の下剤を飲み、

これを繰り返した結果、

下剤の依存症状

を引き起こしてしまいます。

また、

医療機関にかかっても

単に下剤を処方されるだけ

で、

食事指導や生活指導などは一際されず、

ますます下剤の乱用から抜け出せなくなる

という悪循環に陥っている方を多く目にします。

下剤を処方するだけ

か、

下剤と並行して食事指導などの根本的な見直しを行う

が、便秘を完治させるための重要な分かれ道になる

と思います。

まとめますと、

下剤は連用するのではなく

あくまで困った時に短期間だけ服用する

のが正しい方法です。

便秘と大腸がんには深い関わりがあります。

大腸がんができやすい部位は

約7割

が肛門に近い

直腸とS状結腸

です。

直腸とS状結腸は、

便が長時間留まりやすい部位ですので、

便が長く留まれば留まる程、

つまり慢性的に便秘を抱えている人では、

発がん物質が直腸やS状結腸に長く貯留して

発がんの危険性が高まると考えられます。

そのため便秘のある方は、

一度は必ず大腸内視鏡検査を受けること

をお勧めしております。

近年、

食事の欧米化などにより

大腸がんが非常に増加しており

女性のがん死亡の第1位

男性でも第2位

となっており、

今後もますます増加する勢いです。

2025年には日本人の

“がん死亡原因”の男女とも第1位

になると予想されているぐらい、急激に増加しています

が、

早期大腸がんや大腸ポリープの段階では自覚症状が出ることはまずない

ため、

自分は自覚症状がないから大丈夫だと思い、

大腸内視鏡検査を受けていない方が多く見受けられ、

自覚症状が出たときには手遅れという方を多く目にします

便秘をしない方は、

例外なく肌がきれいで、若々しく見えます。

それは

便を通して体の毒素や不要物の

90%以上が排泄される

と言われている所以です。

俳優さん・女優さん、モデルさんの中には食事療法を徹底して、

さらに健康管理の一環として

胃内視鏡検査や大腸内視鏡検査を受けている方が多くいらっしゃいます

病気になってからお金と時間をかけるのか、

病気にならないように食事療法などを実践し、内視鏡検査などの定期検診を受けて

病気を早期発見して早期治療していくのか

どちらかだと思われます。

何よりも大切な命が奪われては、どうしようもないと思います。。。

では、今週も頑張っていきましょう!

 

 

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この記事を書いた人

平島 徹朗 医師

平島 徹朗

医師

国立佐賀大学医学部 卒業。 大分大学医学部附属病院消化器内科、国立がん研究センター中央病院内視鏡部など、 多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化器内視鏡診断・治療を習得後、2011年たまプラーザ南口胃腸内科クリニック開院。

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