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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ

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オプジーボの適応追加!!

2021年11月07日

  • 副院長ブログ

こんにちは。副院長の東です。

大好きなプロ野球のクライマックスシリーズ(CS)が始まりました。

短期決戦はリーグ戦とは違う戦い方になるので、1点を争い、ミスが致命的になります。

日本シリーズはどの球団の争いになるのか楽しみです。

 

オプジーボの適応追加!!

 

免疫チェックポイント阻害剤であるオプジーボの話題を提供します。

北里大学病院で進行胃がんの治験に携わっていたので、以前に「オプジーボって知っていますか?」の記事を書きました。

https://www.tamapla-ichounaika.com/blog/fukuinchou/post-21815/

 

そのオプジーボが、11月中に胃がんと食道がんの治療で適応追加になる見込みです。

現時点では、

(1)がん化学療法後に増悪した治癒切除不能な進行・再発の胃癌→胃がん3次治療に対して単剤療法

(2)がん化学療法後に増悪した根治切除不能な進行・再発の食道癌→食道がん2次治療に対して単剤療法

ですが、

 

胃がんの1次療法で、化学療法との併用で使用可能に!!⇒S-1+オキサリプラチン(SOX)+オプジーボが想定されます。

食道がんは術後補助療法で使用可能に!!⇒術後補助化学療法として免疫チェックポイント阻害薬は初めて!

 

 

この10年で日本でも抗がん剤、免疫チェックポイント阻害薬の開発、承認のスピードが速くなっています。

年月と共に抗がん剤治療の有効性が高くなり、生存期間は長期化しているのは明らかです。

例えStage IVと診断されても、近い将来には「進行がん」が薬で治せる時代が来ると信じています!!

3分でわかる!苦しくなく痛みに配慮した内視鏡検査(胃カメラ)の特徴

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この記事を書いた人

東 瑞智

医師

北里大学医学部を卒業。北里大学病院消化器内科で、消化器がんの内視鏡診断・治療、抗がん剤治療だけでなく、難治性逆流性食道炎、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群などの消化器良性疾患の治療に従事。2020年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。

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