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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ

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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックの内視鏡検査でできること

2026年06月18日

  • 副院長ブログ

こんにちは。たまプラーザ南口胃腸内科クリニックの久津川です。

「内視鏡検査を受けると何がわかるのですか?」
「胃カメラや大腸カメラで病気は治療できるのですか?」
というご質問を患者さんからよくいただきます。

内視鏡検査は単に病気を見つけるだけではなく、組織を採取して診断を確定したり、病変によってはその場で治療を行ったりすることができます。

今回は、当院で行っている胃カメラ(上部消化管内視鏡検査、胃内視鏡検査)と大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査、大腸内視鏡検査)でできることについてご説明します。

➀胃カメラでできること
胃カメラでは、口または鼻から細い内視鏡を挿入し、咽頭(のど)、食道、胃、十二指腸の一部までを直接観察することができます。
これらの部位には、さまざまながんや炎症性疾患が発生します。
胃カメラによって発見できる代表的な病気として、

* 咽頭がん
* 食道がん
* 胃がん
* 十二指腸がん
* 逆流性食道炎
* 胃潰瘍
* 十二指腸潰瘍
* 胃炎

などがあります。

特に胃がんや食道がんは、早期の段階では自覚症状がほとんどありません。
そのため、症状が出る前に定期的な内視鏡検査を受けることが重要です。

組織検査で「がんかどうか」を診断できます

胃カメラの大きな役割の一つが組織検査(生検)です。

内視鏡で観察して「がんの可能性がある」「炎症なのか腫瘍なのか判断が難しい」と考えられる病変を認めた場合、その部分の組織を少量採取して病理検査に提出します。

病理医が顕微鏡で詳しく調べることで、

* がんなのか
* 良性の病変なのか
* 炎症なのか

を正確に診断することができます。

見た目だけでは判断できない病変も少なくないため、組織検査は非常に重要な検査です。

ピロリ菌感染の有無も推測できます

胃カメラではヘリコバクター・ピロリ菌感染の有無を推測することもできます。

ピロリ菌に長期間感染すると胃の粘膜に慢性的な炎症が起こり、萎縮性胃炎と呼ばれる状態になります。

経験豊富な内視鏡専門医は、

* 胃粘膜の萎縮
* 発赤
* 粘膜の模様の変化

などから、ピロリ菌感染の可能性を高い精度で判断できます。

また、必要に応じて尿素呼気試験や便中抗原検査などを追加し、感染の有無を確定します。

ピロリ菌は胃がん発症の最大の危険因子であるため、胃カメラによる評価は将来の胃がん予防にもつながります。

―食道・胃がんは発見後に専門施設へ紹介します―

早期食道がん、胃がんの中には内視鏡治療が可能なものがあります。
しかし、食道がんや胃がんに対する内視鏡治療(ESD:内視鏡的粘膜下層剥離術)は、高度な技術を要する治療であり、治療後の経過観察も含めて入院が必要になります。
当院には入院施設がありません。
そのため、当院で食道がんや胃がんが見つかった場合には、
病変の状態を詳しく評価したうえで、適切な総合病院や大学病院へ速やかにご紹介しています。
患者さんが最適な治療を受けられるよう、地域の基幹病院と連携して診療を行っています。

②大腸カメラでできること

大腸カメラでは、肛門から内視鏡を挿入し、大腸全体と小腸の一部を観察します。
大腸カメラによって、
* 大腸がん
* 大腸ポリープ
* 潰瘍性大腸炎
* クローン病
* 大腸憩室
* 虚血性腸炎
などを診断することができます。

近年、日本では大腸がん患者数が増加しており、早期発見の重要性がますます高まっています。
大腸でも組織検査が可能です。
胃カメラと同様に、大腸カメラでも組織検査を行うことができます。

がんが疑われる病変や炎症性腸疾患が疑われる場合には、必要な部位から組織を採取して病理検査を行います。

これにより、
* がん
* 腺腫(前がん病変)
* 炎症性疾患
などを正確に診断することが可能です。

―当院では日帰りでポリープ切除・早期がん治療が可能です―

大腸に関しては、食道や胃と異なり、多くのポリープや一部の早期がんを日帰りで内視鏡治療することができます。

当院では大腸ポリープ切除術を積極的に行っており、検査中に発見されたポリープについては、その場で切除できる場合があります。

また、一部の早期大腸がんについても、病変の大きさや形状、予想される悪性度などを総合的に判断し、適応がある場合には内視鏡治療を行っています。

もちろん、より高度な治療や入院管理が必要と判断される場合には、速やかに専門病院へご紹介いたします。

③早期発見・早期治療のために
内視鏡検査は、「病気を見つける検査」であると同時に、「病気を予防する検査」でもあります。

胃カメラでは胃がんや食道がんの早期発見、ピロリ菌感染の評価が可能です。
大腸カメラでは大腸がんを早期発見できるだけでなく、将来がんになる可能性のあるポリープをその場で切除できる場合があります。

たまプラーザ南口胃腸内科クリニックでは、消化器内視鏡学会内視鏡専門医が鎮静剤を用いた胃カメラ・大腸カメラを行っています。

胃の症状が気になる方、便潜血検査で陽性となった方、ご家族に消化器がんの方がいる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
早期発見・早期治療のために、適切なタイミングで内視鏡検査を受けることをおすすめします。

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この記事を書いた人

この記事を書いた人

久津川 誠

医師

国立熊本大学医学部を卒業。 世界消化器内視鏡学会より国際的優良施設として認定されている昭和大学横浜市北部病院で、内視鏡検査に関する高精度な診断・治療、さらには痛みの少ない大腸内視鏡の挿入法などを研究。 2015年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。

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