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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2026年09月06日
こんにちは。副院長の東です。
集中豪雨が全国各地を襲っています。
この週末は自分のテニスの試合でしたが、雨のため中止に・・・。
秋に向けて体を動かす運動をしていきましょう。
食事のタイミングと認知症

食事は3食ですか? 2食ですか? 夜食を食べる習慣はありますか?
生活習慣やリズムによっても人それぞれ食事の回数やタイミングは異なってきます。
日本から食事のタイミングと認知症に関する研究が報告されました。
この研究では、主に深夜の夕食および朝食抜きと、認知症の発症に関連しているかが調べられました。
以下の様に定義されました。
✓ 深夜の夕食(就寝前2時間以内の夕食を週3回以上)
✓ 朝食抜き(週3回以上)
結果ですが、
対象者28万3,166例(平均年齢:72.8±5.5歳、女性の割合:58.5%)で、
健康診断時に評価で深夜の夕食は3万6,609例(12.9%)、朝食抜きは1万7,727例(6.3%)に認められました。
2016年4月~2021年3月の経過観察中における認知症の発症は1万8,056例(6.4%)でした。
深夜の夕食(HR:1.17、95%CI:1.12~1.20)、朝食抜き(HR:1.13、95%CI:1.06~1.20)のいずれも、
すべての原因による認知症の発症リスク上昇と関連していました。
著者らは、
日本人高齢者を対象とした大規模コホートにおいて、深夜の夕食および朝食抜きは、すべての原因による認知症の発症リスク上昇と関連していた。
食事のタイミングを評価することは、認知症予防戦略において重要な意味を持つ可能性がある。
これらの因果関係の特定には、さらなる研究が求められる。
と述べています。
https://link.springer.com/article/10.1007/s11357-026-02438-x
適正な食事習慣を維持することが、脳の認知機能の維持につながることが分かりました。
直接的な理由は分かっていませんが、何かを考えてみましょう。
夜遅くにご飯を食べる、朝ご飯を抜くことから推定されるのは、やはり血糖値なのではないかと。
夜遅くの食事→急激な血糖値の上昇が睡眠時に維持される
朝ご飯を食べない→低血糖の状態が起床後活動時に維持される
睡眠時の高血糖、起床時の低血糖の状態、つまり血糖値が適正な範囲内に維持できない状態です。
グルコースは脳細胞の貴重なエネルギー源です。
高血糖、低血糖により脳神経細胞がダメージを受けるのではないかと思われます。
いずれにしても極端な過食、絶食は避けるべきだと考えます!!
この記事を書いた人
東 瑞智
医師
北里大学医学部を卒業。北里大学病院消化器内科学講師として、消化器がんの内視鏡診断・治療、抗がん剤治療だけでなく、難治性逆流性食道炎、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群などの消化器良性疾患の治療に従事。2020年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。北里大学医学部消化器内科学非常勤講師。