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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2026年10月25日
こんにちは。副院長の東です。
秋なのに真夏日、雨が降ると下がる気温。
近年、気候変動が激しく、体調を崩す原因となります。
温度変化に対応できるように準備しましょう。
鎮静剤について

内視鏡検査を受ける=つらい、苦しい
この構図はずっと成り立っていました。
鎮静剤が保険適応で使えるようになってもまだ、世間一般的に内視鏡はつらいと認識されています。
いま、内視鏡クリニックが増えています。
国内の先進内視鏡施設で研修を受けた先生が、全国各地に広がっている状態です。
新規で開院された内視鏡クリニリックのほとんどは鎮静剤を使用した検査していると思います。
内視鏡検査を受ける=つらくない、楽
この構図が成立してきているのはうれしい限りです。
しかし、注意が必要です。
鎮静剤は、いわゆる睡眠剤と似ていると考えると分かりやすいでしょう。
量が少なければ効きが悪くなるし、多ければ効きが良すぎることが起こります。
効きが良すぎること、つまり過量投与となれば、呼吸抑制に至ります。
適切な鎮静剤の量のコントロールをすることが、安全につらくない内視鏡検査を行うことには必須です。
内視鏡クリニックで行われている鎮静剤はどこも同じですか?
違います。
どこで内視鏡検査を学んだかで、基本となる鎮静剤は変わると思います。
あるクリニックでは楽だった、別のクリニックではつらかった。
これはあり得ることです。
当然使う量も、使い方も違います。
使用する鎮静剤の長所、短所を理解しなくてはいけません。
当院で行っている鎮静は、静脈麻酔です。
静脈麻酔=鎮静+鎮痛
これがポイントです。麻酔は鎮静剤だけでは成り立たず、鎮痛剤の補助があって初めて上手くいくのです。
内視鏡検査が終わった後、いかにしっかりと意識が戻っているか。
これが重要なポイントです。
毎回、同じような結果になることはありません。
各種状況によって、変わってくるのです。
検査中は楽だった、検査後も楽だった。
帰宅後もふらつきなく、嘔吐なく、頭痛ないことが理想の鎮静剤の使い方です。
鎮静剤を上手に使う事で、内視鏡技術はさらに向上します。
内視鏡診断を正確かつ迅速に行うために、鎮静剤の使用は必要なのです。
この記事を書いた人
東 瑞智
医師
北里大学医学部を卒業。北里大学病院消化器内科学講師として、消化器がんの内視鏡診断・治療、抗がん剤治療だけでなく、難治性逆流性食道炎、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群などの消化器良性疾患の治療に従事。2020年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。北里大学医学部消化器内科学非常勤講師。