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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2026年10月18日
こんにちは。副院長の東です。
プロ野球のレギュラーシーズンが終わり、クライマックスシリーズに入りました。
DeNAベイスターズは、CS6連勝で日本シリーズ進出しました!
相手はソフトバンクホークスで強敵ですが、先に4勝すれば日本一です。
高血圧と朝の歯みがき

心血管疾患の最大の危険因子の一つは高血圧です。
歯周病をはじめとする口腔内の健康が心血管疾患と関連することが報告されていています。
そして歯周治療により血管機能や動脈硬化マーカーが改善し、歯みがき頻度の低さが心血管疾患リスクに関連するとの報告もあります。
しかし、歯みがきのタイミングと高血圧との関係は明らかではありません。
鹿児島大学から歯みがき習慣と高血圧との関連を検討する報告がありました。
40歳以上の住民1,024人を対象として歯みがき習館の有無と頻度を調べています。
解析対象となった940人(男性361人、、平均年齢67歳)が含まれ、529人(56.3%)が高血圧群、411人(43.7%)が非高血圧群に分類されています。
高血圧群は非高血圧群に比べ、朝食後(P<0.001)・昼食後(P<0.001)・就寝前(P=0.022)の歯みがき頻度が低く、
また1日3回以上磨く頻度の高い参加者も少なかった(P<0.001)。
単変量ロジスティック回帰解析、多変量ロジスティック回帰解析、因子を調整したモデルで、
朝食後の歯みがきのみが独立して高血圧リスクの低下と関連していました(OR 0.688、95%CI 0.496~0.954、P=0.025)。
著者は、
歯みがき習慣、特に朝食後の歯みがきは、高血圧リスクの低下と独立して関連しており、日常的な口腔ケアが循環器疾患予防の一助になる可能性がある。
と述べています。
https://www.nature.com/articles/s41598-025-19217-x
口腔内の雑菌が、口腔内の静脈から体内に入り心血管系に炎症をもたらすことが原因の一つとされています。
歯みがきを行うことは、口腔内の雑菌の繁殖を抑えることになります。
今回、朝食後の歯みがきが、高血圧リスク低下と関連していることが明らかになりました。
日常の歯みがきが、生活習慣病リスクの低下になるとわかれば、きちんとせざるを得ませんね。
この記事を書いた人
東 瑞智
医師
北里大学医学部を卒業。北里大学病院消化器内科学講師として、消化器がんの内視鏡診断・治療、抗がん剤治療だけでなく、難治性逆流性食道炎、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群などの消化器良性疾患の治療に従事。2020年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。北里大学医学部消化器内科学非常勤講師。