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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ

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消化器内科で見つける「がん」~胃・大腸カメラと腹部エコーの重要性~

2026年04月23日

  • 副院長ブログ

たまプラーザ南口胃腸内科クリニックの久津川です。

今回は、消化器内科で見つける「がん」というお話です。

現代の日本では、2人に1人が「がん」を経験する時代です。

特に消化器系のがんは、早期発見さえできれば「治る病気」になりつつあります。

 

命を守るために40代から知っておきたい、3つの主要検査と対象となるがんについて解説します。

 

  1. 胃カメラ(上部消化管内視鏡)

【対象】食道がん・胃がん

・胃がんの現状:年間約11万人が罹患。日本人に非常に多いがんですが、ピロリ菌除菌や定期検査でリスクの軽減、早期発見が可能です。

・食道がんの現状:年間約2.6万人が罹患。飲酒・喫煙習慣がある方、お酒を飲んで顔が赤くなる方は特に注意が必要です。

・検査を受けるメリット:レントゲン検査では難しい「ごく初期の粘膜変化」を発見できます。早期ならお腹を切らずに内視鏡で完治を目指せます。

@胃カメラで見つかった早期胃がん

 

 

  1. 大腸カメラ(下部消化管内視鏡)

【対象】大腸がん

・大腸がんの現状:年間約15万人が罹患。現在、日本で最も多いがんです。

・検査を受けるメリット:がん化する前の「ポリープ」を検査中にその場で切除できるため、検査自体が究極のがん予防に直結します。

@大腸カメラで見つかった早期大腸がん

 

 

 

  1. 腹部エコー(超音波検査)

【対象】膵臓・肝臓・胆のう・腎臓など

・膵臓(すいぞう)がんの現状:年間約4.5万人が罹患。自覚症状が出にくく進行が早いため、死亡数でも上位に入る難敵です。

・検査を受けるメリット:痛みや放射線被曝がありません。内視鏡では観察できない「沈黙の臓器」と呼ばれる背側の異変を、お腹に機械を当てるだけで素早くチェックできます。

@腹部エコーで見つかった膵臓がん

 

なぜ胃・大腸カメラと腹部エコー検査が必要なのか?

消化器がんの恐ろしさは、初期段階では自覚症状がほぼないことです。

「痛みがある」「血が出た」と気づいた時には、すでに進行しているケースが少なくありません。

➀胃・大腸カメラで消化管の中を直接見る

②腹部エコーで周囲の臓器を網羅する

この「セット受診」こそが、日本人に多いがんの大部分をカバーする最強の守りとなります。

 

まとめ:40歳を過ぎたら「定期健康診断

検査は「病気になってから」ではなく、「健康な今の状態を維持するため」に受けるものが健康診断です。

「怖い」「つらい」というイメージは過去のものです。現在は鎮静剤を使い、眠っている間に終わる楽な検査も普及しています。

 

40歳を過ぎたら、年に一度は消化器の専門チェックを受けましょう。

まずは当院へお気軽にご相談ください

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この記事を書いた人

この記事を書いた人

久津川 誠

医師

国立熊本大学医学部を卒業。 世界消化器内視鏡学会より国際的優良施設として認定されている昭和大学横浜市北部病院で、内視鏡検査に関する高精度な診断・治療、さらには痛みの少ない大腸内視鏡の挿入法などを研究。 2015年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。

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