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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ

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過敏性腸症候群

2026年04月25日

  • 副院長ブログ

こんにちは。副院長の東です。

クリニックでの勤務をしてから、毎週木曜日にテニスレッスンに行っています。

つい最近、右膝の前十字じん帯を伸ばしてしまい、痛みが続いていました。

保存療法で経過観察し、歩行は問題ない程度に回復しました。

 

過敏性腸症候群

 

 

お腹の症状として、一番多いのはやはり腹痛です。

そして便秘、下痢、違和感と続きます。

痛みを生じる時、何らかの原因が存在します。

消化管は食べ物を消化し、吸収、便を形成し排便するまでの全てを担っています。

消化液によって、炭水化物、たんぱく質、脂質を効率よく吸収します。

腸内には腸内細菌が存在し、消化、吸収、排便、ホルモン分泌などに関係しています。

感染症や自己免疫が原因で腸管粘膜に炎症を起こせば、出血が起こり、下痢が生じます。

環境、食事内容、排便習慣によって便通が規則正しく無くなれば便秘を起こすことになります。

 

過敏性腸症候群は、誰にでも起こり得る腸のぜん動を上手にコントロールできなくなる疾患です。

腸が動き過ぎれば下痢、動かなければ便秘になります。

器質的な疾患がない事が、診断基準には必須です。

外来診療の中で、症状から容易に過敏性腸症候群を考えることがあります。

しかし、実際に大腸内視鏡を行い、大腸がん、炎症性腸疾患などの見た目の病気がないことを確認する事が必要です。

 

腸の動きは、非常に繊細です。

痛みの感じ方は、ひとによってさまざま。痛みに強い方もいれば弱い方もいます。

環境の変化に影響しやすく、食事内容、量、アルコール、気温、そして精神的な事が大きく作用します。

良いと言われている、食物繊維や発酵食品を摂取して逆にお腹が張ってしまう症状が、

過敏性症候群の方には多いと思います。

いわゆる善玉菌、悪玉菌のバランスを整えるための整腸剤も時としてお腹が張ることがあります。

善玉菌も多種多様な細菌がいるので、整腸剤の種類を変えてみる事も一つの方法です。

 

外来診療でお話している事。

食事の影響が大きな要因なので、食べるものを記録してみましょう。

記録することで、何を食べたときに症状が出るかが見えてくることがあります。

アナフィラキシーをきたすような食物アレルギー以外は、何を食べても良いです。

美味しくて、好きで食べて症状が出れば、それはそれと考え、やっぱり症状が出たなと思ってください。

症状を出したくない時は、その食べ物を食べなければ良いのです。

緊張すること、嫌な状況を考える事でも症状は出現します。

何かに集中していれば、不思議と症状を忘れることが多いもの特徴だと思います。

出来るだけお腹の事を考えない、お腹の症状に気持ちを向けない事がポイントです。

この場合は、内服治療を上手く組み合わせてコントロールしていきます。

 

最後に、

過敏性腸症候群は自分の腸の性格です。

自分の性格を大きく変えるのは難しいように、腸の性格を変えるもの難しいと思ってください。

でも、上手にコントロール出来るようになります。

困ったことがあれば、ぜひ相談してください。

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この記事を書いた人

この記事を書いた人

東 瑞智

医師

北里大学医学部を卒業。北里大学病院消化器内科学講師として、消化器がんの内視鏡診断・治療、抗がん剤治療だけでなく、難治性逆流性食道炎、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群などの消化器良性疾患の治療に従事。2020年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。北里大学医学部消化器内科学非常勤講師。

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