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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ

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魚の骨は危険? 喉や食道に刺さったとき、どうする?

2026年06月25日

  • 副院長ブログ

こんにちは。たまプラーザ南口胃腸内科クリニックの久津川です。

魚は健康に良い食材ですが、魚を食べている際に「骨が刺さったかもしれない」と
感じた経験がある方も多いのではないでしょうか。

多くの場合は自然に違和感が消失しますが、中には魚骨(ぎょこつ)が喉や食道に刺さり、
緊急で治療が必要になるケースもあります。

今回は、魚骨が引き起こす危険性や受診の目安について解説します。

魚骨は口の中や扁桃(へんとう)付近に刺さることが多いですが、飲み込んでしまうと食道に刺さることがあります。

高齢者の方や入れ歯を使用している方は、骨を感じにくいため注意が必要です。
また、お酒を飲みながら食事をすると、骨に気づかず飲み込んでしまうことがあります。
また、目が悪くなると骨と身の区別がつきづらく、そのまま飲み込んでしまうことがあります。

魚骨が喉や食道に刺さると、以下のような症状が現れます。

* 飲み込むと痛い
* 唾液を飲み込むだけでも痛い
* 喉に何か引っかかっている感じがする
* 胸の奥が痛む
* 首の痛みが続く
* 食事をすると痛みが強くなる

特に重要なのは、「喉だけでなく食道に痛みが出ることがある」という点です。

骨が食道に刺さった場合、
患者さんは
「胸の真ん中が痛い」
「首から胸にかけて違和感がある」
と表現されることがあります。

魚の骨を飲み込んだ直後から痛みが続いている場合は、単なる傷ではなく、
実際に骨が残っている可能性があります。

ご飯を丸飲みするのは危険です。

昔から「ご飯を飲み込めば骨が取れる」と言われることがあります。

しかし、これはおすすめできません。

食べ物を無理に飲み込むことで、

* 骨がさらに深く刺さる
* 食道の粘膜を傷つける
* 骨が食道を突き破る

可能性があります。

痛みが続いている場合は、無理に食事を続けず、医療機関を受診することが大切です。

食道に刺さった魚骨は緊急内視鏡が必要になることがあります

魚骨が食道に刺さった場合、内視鏡による除去が必要になることがあります。

胃カメラを用いて食道内を観察し、専用の鉗子(かんし)で骨を摘み取ります。

特に次のような場合は緊急対応が必要です。

* 強い痛みが続く
* 唾液も飲み込めない
* 胸痛がある
* 発熱がある
* 魚骨を飲み込んだことが明らか

魚骨は鋭利なため、長時間放置すると食道に深く食い込み、
まれに食道穿孔(せんこう)と呼ばれる穴が開く状態を引き起こすことがあります。

食道穿孔は重篤な感染症につながる可能性があり、入院や手術が必要になることもあります。

そのため、魚骨が疑われる場合には早めの診断が重要です。

魚骨を飲み込んで、痛み出たら早めにご相談ください。

魚の骨を飲み込んだ後に違和感があっても、実際には粘膜の傷だけで骨が残っていないことも少なくありません。

一方で、本当に骨が刺さっているケースでは、早期に発見・除去することで重症化を防ぐことができます。

魚を食べた後に、

* 喉の痛みが続く
* 飲み込むと痛い
* 首や胸に違和感がある
* 骨が刺さった感覚が消えない

といった症状がある場合は、我慢せず医療機関を受診してください。

たまプラーザ南口胃腸内科クリニックでは、消化器内視鏡専門医による胃カメラ検査を行っています。
魚骨が食道に刺さっていることが疑われる場合には、
速やかに対応可能な医療機関へのご案内も含めて適切に診察いたします。

「そのうち治るだろう」と様子を見ることで重症化する場合もあります。
魚の骨による痛みが続くときは、早めの受診をおすすめします。

@カレイの骨が食道に刺さっていました
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この記事を書いた人

この記事を書いた人

久津川 誠

医師

国立熊本大学医学部を卒業。 世界消化器内視鏡学会より国際的優良施設として認定されている昭和大学横浜市北部病院で、内視鏡検査に関する高精度な診断・治療、さらには痛みの少ない大腸内視鏡の挿入法などを研究。 2015年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。

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