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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ

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食欲ホルモンの「グレリン」知ってます??

2021年07月04日

  • 副院長ブログ

こんにちは。副院長の東です。

7月に入ってからは雨が続き、傘をさす機会も多くなっています。

胃腸の働きもパッとしない季節です。

はやく快晴の夏が来てほしいですね。

 

食欲ホルモンの「グレリン」知っていますか??

 

「グレリン」は胃から分泌される食欲ホルモンです。

いわゆる成長ホルモンの一種で1999年に発見されました。

主に消化器系への作用としては、空腹になると胃から血液中に「グレリン」が分泌され、

血液を流れた「グレリン」が脳の摂食調節部位に作用することで、食欲が刺激され、空腹感が生まれます。

実は、お腹が空いた~!という感覚はグレリンの仕業だったのです。

もしも「グレリン」に異常が起こると、食事をした後でも短時間で食欲を感じやすくなるなど、

肥満やメタボの発症リスクが高まると考えられています。

 

また循環器系への作用として心機能を改善することや、

エネルギー代謝にも作用してがん末期の状態で起こるカヘキシア(悪液質)の改善に働くことが分かっています。

 

消化器専門医で良く処方する漢方薬の一つに「六君子湯」があります。

主な働きは胃の働きを改善することで、胃もたれ、食後膨満感、胸やけ症状を改善します。

六君子湯がグレリンの胃からの産生を高め、脳内のグレリン受容体を増やします!!

https://www.tamapla-ichounaika.com/blog/fukuinchou/post-21423/

 

がん治療の領域にも「グレリン」を応用した新薬が登場しています。

「アナモレリン」は経口グレリン様作用薬で、がん悪液質を改善する治療薬として2021/2に発売されました。

がん悪液質は、特にがんの進行に伴い体重減少(特に筋肉量の減少)や食欲不振を特徴とする病態です。

がんの治療はうまくいっているのに、どんどん痩せてしまい、食欲が無くなることを主治医としてたくさん経験しました。

確実にがん悪液質は患者さんの生活の質(QOL)や予後に影響しています。

アナモレリンは、がん悪液質状態に陥っている患者さんの体重および筋肉量の増加、食欲の増加効果が期待できる新薬です。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31415709/

 

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この記事を書いた人

東 瑞智

医師

北里大学医学部を卒業。北里大学病院消化器内科で、消化器がんの内視鏡診断・治療、抗がん剤治療だけでなく、難治性逆流性食道炎、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群などの消化器良性疾患の治療に従事。2020年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。

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