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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ

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大腸がんから命を守るために ~早期発見が何より大切です~

2026年09月10日

  • 副院長ブログ

たまプラーザ南口胃腸内科クリニックの久津川です。
今回は、「大腸がん」のお話です。

大腸がんの早期発見のためにできることはあるのか?
最近、「大腸がん」という言葉を耳にする機会が増えて、みなさんが感じる疑問です。

テレビ番組で大腸がんや大腸内視鏡検査が特集されたり、
有名人が大腸がんを公表したというニュースを目にしたりすることもあります。

実際、大腸がんは日本人にとって非常に身近ながんの一つです。

しかし、大腸がんは「怖いがん」というだけではありません。
早い段階で発見できれば、治る可能性が高いがんでもあります。

だからこそ大切なのが、「症状が出てから検査を受ける」のではなく、
症状がないうちから大腸がんを意識することです。

まずは便潜血検査を受けましょう。

大腸がん検診として広く行われているのが「便潜血検査」です。

便の中に目では見えないほど微量の血液が混じっていないかを調べる、とても簡単な検査です。
身体への負担もほとんどありません。

特に40歳を超えたら、毎年の大腸がん検診を意識してほしいと思います。

ただし、ここで知っておいていただきたいことがあります。

便潜血検査は、大腸がんの有無を直接確認する検査ではありません。
がんやポリープがあっても常に出血しているとは限らないため、
便潜血検査が陰性でも、大腸がんやポリープが隠れている可能性はあります。

便潜血検査は、あくまでも症状のない健康な方を対象に「大腸内視鏡検査が必要な人を見つけるための検査」です。

「内視鏡検査を受けるのはちょっと……」という方も、何もしないのではなく、
まずは便潜血検査を毎年受けることをおすすめします。

そして、便潜血検査で一度でも陽性になった場合は、必ず大腸内視鏡検査を受けてください。

「もう一度便潜血検査をして陰性だったから大丈夫」という判断はできません‼

より確実に調べるなら大腸内視鏡検査をしましょう。

大腸がんを詳しく調べるうえで、非常に重要なのが大腸内視鏡検査です。

内視鏡を使う最大のメリットは、大腸の中を医師が直接見ることができることです。

大腸がんだけでなく、将来がんになる可能性のある大腸ポリープも発見することができます。
ポリープの種類や大きさによっては、検査中にそのまま切除できる場合もあります。

つまり大腸内視鏡検査は、がんを早期に発見するだけではなく、
がんになる前の段階で病変を見つけ、治療することで大腸がんを予防することにもつながる検査なのです。

また、早期の大腸がんであれば、お腹を切る手術をせず、内視鏡で治療できるケースもあります。

➀良性の大腸ポリープを切除することで大腸がん予防

➁早期大腸がんをその場で内視鏡治療

同じ大腸がんでも、「早く見つける」のと「進行してから見つける」のとでは、
治療方法も身体への負担も大きく変わります。

大腸がんの怖いところは、早期にはほとんど症状がないことです。

血便、便が細くなった、便秘や下痢が続く、腹痛、貧血、体重減少などの症状が出ることもありますが、
症状が出てからでは進行している場合もあります。

だからこそ、「何も症状がないから大丈夫」ではなく、「症状がないうちに見つける」ことが大切です。

40歳を超えたら、まずは毎年の便潜血検査を。
そして、便潜血検査が陽性になった方、血便などの症状がある方、大腸がんの家族歴がある方などは、
大腸内視鏡検査について医師に相談してください。

大腸がんから自分の命を守るために、最も大切なのは早期発見です。

 

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この記事を書いた人

この記事を書いた人

久津川 誠

医師

国立熊本大学医学部を卒業。 世界消化器内視鏡学会より国際的優良施設として認定されている昭和大学横浜市北部病院で、内視鏡検査に関する高精度な診断・治療、さらには痛みの少ない大腸内視鏡の挿入法などを研究。 2015年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。

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