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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2021年10月08日
こんにちは。スタッフのMiloです。
残暑も随分おさまってきて、秋らしさを感じる日々ですね。
食べることの好きな私は体重増加に気をつけなければならない季節でもあります。
このコロナ禍で、美味しい食事を外で友人たちと楽しむことはなかなか出来ませんでしたが、その代わりに家族の健康の為の食を少し考えてみようと思いました。
そこで手に取ってみたのが薬膳の本です。
中国3,000年とも4,000年とも言われる歴史の中で作られてきた薬膳、数値としてデータがあるかは分かりませんがその長い経験に基づくもであることに興味を覚えました。
「気血水」「五臓」「五性」「五味・五行」聞き慣れない言葉が並び、なかなかすんなり入ってこないのですが、季節の変化や体調に合わせて食材を選び調理する。そして偏らないバランスのよい食事をするということが基本のようです。
季節の旬の食材は栄養価も高く、その季節に対応する力を身につけているとのことです。季節のものはお財布にも優しいことが嬉しいですよね。
食材の持つ力を知る中で、意外だったものを1つご紹介します。
それは水菜です。
サラダにしたり、お鍋に入れたり、よく使う野菜ではありましたが、見た目のせいかあまり栄養価が高いとは感じていませんでした。
ところが水菜は薬膳的には必要な水分を補い、不要な水分は排出し、皮膚や粘膜、腸の乾燥を改善する秋に役立つ食材なのだそうです。
栄養素としてみると、ビタミンCが豊富でカルシウム、カリウムも多く含まれています。
ビタミンCは100gでレモン1/2個分以上。カリウムは含有量が野菜トップクラスのニラに並ぶそうです。
知らなかったけど、実は優秀な食材はまだまだあると思います。
どうせ食べるのなら、きちんと知って体にも役立てていきたいものですね。
これからも少しずつ知識を増やしていければと思います。