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大腸憩室について

大腸憩室は、よく見られる所見です。大腸憩室について解説します。

内臓の内側から外側に向かってポケット状に飛び出した小さな袋を「憩室」と言います。

特に大腸に多く、大腸にできたものを「大腸憩室」と言います。

 

ほとんどが後天性(生まれてからできるもの)と言われています。

便秘が続くと圧力により腸が飛び出して、憩室となります。

 

年齢とともに増加して、60歳以上では5人に1人くらいに存在します。若い方の憩室も最近は増えています。

 

日本人は盲腸、上行結腸などの右側に多く、欧米人にはS状結腸などの左側に多いとされてきました。しかし、最近は食生活の欧米化などの影響で日本人も左側に憩室ができる方が多くなってきました。

 

憩室はほとんどが無症状であり、放置しておいて構いません。

腹痛や発熱などが生じる「大腸憩室炎」や出血が生じる「大腸憩室出血」は2-4%の方に発生すると言われています。今後は食生活の欧米化のため、発生率が上昇するかもしれません。

 

なるべく多めの繊維質を摂取することで便秘を解消することが大事です。

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