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Endoscopist Doctor's Knowledge

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便秘と大腸がんの密接な関係をご存知ですか?

  • がん
  • 疾患・症例

現在、日本人の多くは便秘に悩まされていると言われています。多くの人は軽い気持ちで、薬局などで売られている市販の下剤を購入し、使用してみたら便がスッキリ出るので、便秘が良くなったと勘違いしてします。便が出なくなる度に市販薬を飲み、これを繰り返した結果、下剤を使わないと便が出ない「下剤の依存症状」を引き起こします。また、病院やクリニックにかかっても、ただ単に下剤を処方されるだけで、食事指導や生活指導などは一際されず、ますます下剤の乱用から抜け出せなくなるという悪循環に陥っている方を多く目にします。下剤を処方するだけか、下剤と並行して食事指導などの根本的な見直しを行うかが、便秘を完治させるための重要な分かれ道になると思います。下剤は連用するのではなく、あくまで困った時に短期間だけ服用するのが正しい方法です。

実際に大腸内視鏡検査を行い、腸の長さや腸の走行の具合を見ることによって便秘の原因を推察することができ、大腸がんの元となる大腸ポリープの有無を調べることができます。便秘と大腸がんには深い関わりがあります。大腸がんができやすい部位は約7割が肛門に近い直腸とS状結腸です。直腸とS状結腸は、便が長時間留まりやすい部位でありますので、便が長く留まれば留まる程、つまり慢性的に便秘を抱えている人では、発がん物質である便が直腸やS状結腸に長く貯留して、発がんの危険性が高まると考えられています。そのため便秘のある方は、一度は必ず大腸内視鏡検査を受けることをお勧めしております。近年、食事の欧米化などにより大腸がんが急激に増加しており、女性のがん死亡原因の第1位、男性でも第3位となっており、今後もますます大腸がんが増加することが予想されます。

便秘をしない方は、例外なく肌がきれいで、若々しく見えます。それは便を通して体の毒素や不要物の90%以上が排泄されると言われている所以です。俳優さん・女優さん、モデルさんの中には食事療法を徹底して、さらに健康管理の一環として胃内視鏡検査や大腸内視鏡検査を受けている方も少なくありません。病気になってからお金と時間をかけるのか、病気にならないように食事療法などをきちんと実践し、胃・大腸内視鏡検査などの定期検診を受けて、病気を早期発見して早期治療していくのかどちらかだと思われます。内視鏡検査などを受けずに「手遅れがん」で見つかることにより、何よりも大切な命が早くに奪われては、一度しかない貴重な人生を道半ばで終わらせてしまうことになってしまいます…。

下剤に頼らず、自己の排便力を取り戻し、便秘を治して快適な毎日を!」

をモットーに大腸内視鏡検査を行っております。便秘でお困りの方・下剤を常に内服している方・便秘がちで大腸がんが心配な方など、是非一度大腸内視鏡検査を受けられることを強くお勧め致します。

症例1

下剤服用中と下剤中止後の内視鏡画像

下剤を服用し続けることにより「大腸メラノーシス」と呼ばれる状態となり、腸が真っ黒に色素沈着してきます。このような状態になると下剤の量を極端に増やさないと、なかなかスムーズに排便ができなくなり、最終的には大量の下剤をもってしても排便がなくなり、苦しい状態が続く最悪の事態に陥ってしまいます。

各人の大腸の状態に合わせた便秘指導を行うことにより、下剤を中止することが多くの方で可能となります。下剤を止めて1年後に大腸内視鏡検査では左の画像のように腸の黒ずみはきれいに改善され、肌色がかった健康な大腸の粘膜に戻ることが可能となります。

症例2

週に1度程度の排便状態が続く便秘の方に見られた早期大腸がん

30mm大の巨大な早期大腸がんです。長年の便秘に悩まされている状態であり、大腸がんができやすいS状結腸に巨大なポリープとして認められました。

リップと呼ばれる器具で内視鏡で切除した傷口を丁寧に縫っていきます。

症例3

長年の便秘に悩まされていた患者さんに見つかった太い茎を伴った早期大腸がん

太い茎を伴った早期大腸がんの内視鏡画像です。太い茎には血流豊富な太い血管が走行していることが多いので、内視鏡切除後の後出血が問題になってきます。

茎に走行している血流豊富な太い血管をクリップと呼ばれる内視鏡器具で阻血することにより、後出血の予防を行います。

電気メスで病変をきれに切除した画像です。事前の太い血管を阻血するためのクリッピングにより、内視鏡治療後の血を防止することができます。

病変のサイズが大きいため、三脚鉗子と呼ばれるポリープをつかむ器具を使って、病変の回収を行います。

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