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近年急激に増加している大腸がん・乳がん・前立腺がんは生活習慣病であるということをご存知ですか?

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大腸がん、乳がん、前立腺がんの関係性

最近、これらのがんが増加傾向です。増加の背景には、食生活や生活習慣が影響しています。動画では主に、現在女性の死亡原因第1位の「大腸がん」について説明しています。

近年、急激に増加している「大腸がん」「乳がん」「前立腺がん」ですが、以前はかかる人の割合(罹患率)や亡くなる人の割合(死亡率)共に少ない疾患でありましたが、食生活や生活習慣の欧米化に伴い、急速に増加している代表的な「がん」となってきております。特に大腸がんに関しましては、1950年から2000年までの50年間で我が国の大腸がんにおける死亡数は、男性で約10倍、女性で約8倍と急激に増加していることが統計上分かっております。現在、大腸がんにかかる人数としては、年間に男性では約7万人、女性では約5万人にとなっており、年々増加する傾向にあります。
なぜこんなに大腸がんで亡くなる人が年々増加しているのでしょうか?その答えとしては、大腸がんは病状がかなり進行しないと自覚症状が出ない「がん」の代表であるため、自覚症状が出てしまってから検査したときには、病状がかなり進行している可能性が高く、手遅れの状態で見つかることが多く、そのため亡くなるリスクが高くなるものと推察されます。大腸がんにかかりやすいと考えられる最も危険な因子は牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品の過剰摂取や牛肉などの赤身肉の過剰摂取であると言われています。炭水化物(お米、麺類、パン、甘い物)などの過剰摂取や運動不足による肥満も大腸がんにかかりやすくなる大きな要因と考えられており、肥満と大腸がんとの密接な関係が指摘されています。さらに飲酒や喫煙などの生活習慣も大腸がんの危険因子として大きく関与していると推察されており、「大腸がんは生活習慣病である」と言われる所以だと思われます。

臓器別の「がん」罹患率(かかる人の人数)のグラフ

大腸がんは男女ともに年々急激に増加しており、「がん」にかかる人の数を示す「罹患数」において、男性で第3位、女性で第2位と年々増加傾向を示しています。

逆に大腸がんになりにくい要因としては、
乳製品やお肉類に代表される動物性脂肪の摂取を控える
適度な運動をして、炭水化物を控えることにより肥満を抑制する
十分な野菜や食物繊維を摂取して便秘をしないようにする
以上の3点が大腸がんになりにくい代表的な生活習慣として挙げられます。

やはり、結論としては生活習慣病を予防するような食生活や運動習慣を積極的に取り入れることが大腸がんになりにくくするための最良の方法かつ最善の予防手段だと思われます。

大腸がんは家族や親戚に大腸ポリープや大腸がんの方がいるかどうかの遺伝的な関連も強い疾患ですので、家族歴も大きな要因であると言えます。注意すべきは大腸がん・乳がん・前立腺がんはそれぞれ関連のある「がん」と言われていますので、家族歴に乳がんのある方は前立腺がんや大腸がんにも注意する必要があります。 また、大腸がんにかかわらず、「がん」の大部分が40歳代以降に急激にかかりやすくなるという事が統計上判明しており、年齢と共にリスクが増加していく傾向がありますので、注意が必要です。

大腸がんの年代別罹患率(かかる人の人数)のグラフ

大腸がんにおいては、他の「がん」と同様に、男女とも40歳代以降に急激にかかりやすくなることがグラフから一目瞭然で分かります。

大腸がん全体の治癒率は約70%であり、早期であれば「ほぼ100%近く完治する」と言われていますが、現実には大腸がんはがん死因の疾患としては、男性で第3位、女性では第1位となっております。

臓器別のがん死亡者数のグラフ

男女とも大腸がんでの死亡者数が増加の一途をたどっており、東京オリンピックが開催される2020年には男女とも死亡原因の第1位になると予想されているほど、増加傾向が著しい疾患です。

大腸がんは早期の段階では、一般に自覚症状がほとんどありませんので、完治のためには、無症状の時期に発見することが大変重要となります。そのためには、定期的な大腸内視鏡検査による早期発見、早期治療が非常に有効であり、定期的な大腸内視鏡検査を受けることと生活習慣の見直しにより、大腸がんは予防できる「がん」のひとつだと考えられています。

大腸がんの進行度合いに応じた5年後の生存率の比較

大腸がんの進行度は「がん」の深さに大きく依存します。「がん」の根っこが深ければ深いほど、リンパ節や他の臓器に転移する可能性が高くなり、5年後の生存率が極端に低下してしまいます。要するに、ステージ0のように表面の粘膜の中だけにがん」がとどまっているような初期の段階で、大腸内視鏡検査で発見することができれば、内視鏡での手術で完治する可能性が高くなり、体に負担なく、治癒することが可能となります。ステージⅠ以降は外科手術や抗がん剤治療が必要となるため、体へ負担が極端に大きくなりますし、治療できない手遅れの状態で見つかる可能性も出てきますので、注意が必要です。

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