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一般診療

General Practice

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腸閉塞

  • 大腸に関する項目

腸閉塞とは?原因は?

腸管の流れがどこかで阻害され、腸が詰まってしまう状態です。原因はさまざまです。

機械的腸閉塞(単純性、複雑性)、機能的腸閉塞(麻痺性、けいれん性)があります。

単純性

腹膜炎や手術により起きる癒着が一番多い原因です。進行大腸がんが大きくなり、腸管がつまることもあります。血行障害がありません。

複雑性

腸が何らかの原因により、絞めつけられ血行障害が生じます。わずか6時間で血流障害の生じた腸の壁は壊死し、通常は腸が穿孔、破裂し腹膜炎となり緊急手術が必要になります。腸重積、鼠径ヘルニアの陥頓、腸軸捻転が原因となります。

麻痺性

腸管壁の神経や筋により、腸管活動が麻痺することが原因です。腹膜炎などが原因となります。

けいれん性

腸管の一部がけいれんを起こすことが原因です。鉛、ニコチンなどの中毒などが原因になります。

腸閉塞の症状は?

食物や消化液(胃液、腸液など)、ガスなどが流れずたまり続ける為、吐き気や嘔吐、腹痛などが生じます。腸管の血行障害が生じると、ショック症状(意識障害、血圧低下など)になることもあります。腸が穿孔もしくは破裂などが生じると激痛となり、緊急手術が必要になり、時には命を落とすこともあります。

腸閉塞の検査、診断は?

臨床症状から腸閉塞を疑い、腹部の診察、腹部レントゲン、腹部 CT 検査で診断します。腹部CT検査などにより、腸管内での閉塞場所や重症度を調べます。腸管の血流障害の有無を確認するため、造影剤を注射して造影CT検査を行います。造影CT検査をすると腸管の壊死の有無などがわかりやすくなります。


腸閉塞のCT画像です。小腸の内部が腸液で満たされ拡張しています。

腸閉塞の治療は?

腸閉塞の種類や重症度により、保存的治療と手術治療に分かれます。絶食と点滴治療は必須です。

保存的治療;手術が必要ない場合に行います。絶食と点滴治療に加え、イレウス管(鼻から小腸の原因部位の近くまでの長い管)もしくは胃管(鼻から胃までの短い管)を挿入して腸管にたまっている食物や消化液、ガスを吸引します。腸管内の圧を下げることで腸管の破裂を防ぎます。数日で閉塞が解除され、水分や食事が開始できます。改善されない場合は手術に移行することがあります。

手術治療

腸閉塞の種類により異なります。

複雑性(絞扼性)腸閉塞

腸管のねじれているだけの場合はねじれを戻します。また、腸管を絞めているひも状の組織がある場合はその組織を切除します。腸管の血流の状態をチェックして良好であれば、ここで手術は終了です。すでに腸管が壊死しかかっている状態もしくは壊死している場合にはその部分を切除し、残った腸と腸をつなぎます。

癒着による腸閉塞

原因となっている癒着を剥がします。腸管壁の損傷が激しい場合や剥がすことが難しい場合には、腸管の一部を切除し、残った腸と腸をつなぎます。

腫瘍による腸閉塞

腫瘍の状態を確認して切除が可能ならば、腫瘍を含め腸管の部分切除を行ないます。その後、全身状態、腸管の状態などが良好であれば残った腸と腸をつなぎます。つなげない場合は人工肛門を造ります。

腸閉塞の予防は?

食事に注意が必要です。食事はゆっくりよく噛んで食べましょう。暴飲暴食しない、消化に悪いものや食物繊維の多いもの(きのこ、こんにゃく、サツマイモ、玄米など)を避けるなど注意をしましょう。

また腸管運動を促すために定期的に運動を行いましょう。

また、大建中湯という漢方が効果的といわれています。確実ではありませんが一度腸閉塞になった方は内服をお勧めします。

吐き気や嘔吐、腹痛などの症状がある方へ

吐き気や嘔吐、腹痛などの症状がある方は、早めに消化器内科を受診しましょう。

医師が腸閉塞ではないかを診断し、適切な治療法を判断します。

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